脇のにおいが酸っぱいのはどうしたいい?原因と対策を徹底解説

脇におい 酸っぱい

脇から酸っぱいにおいがするからといって、ワキガとは限りません。

酸っぱい臭いの脇汗を改善するには食事や生活習慣を見直す必要があります。

今すぐ手軽に対策したいなら、市販の脇汗対策グッズも利用していきましょう。

脇のにおいが酸っぱい=ワキガではない

株式会社マンダムの調査によると、10歳から60歳代までの日本人男性の約9割は、他人にも感じられる程度の脇のにおいを持っていることがわかっています。

また、脇のにおいは7つのタイプに分かれていて、人によってベースとなる脇のにおいが異なり、もともと脇のにおいが「酸っぱいタイプ」の人も少なくないという結果も出ているのです。[注1]

それだけ多くの人に脇のにおいがあるわけですから、脇のにおいが酸っぱいからといって必ずしもワキガとは限りません。

酸っぱい臭いはエクリン汗腺から出る汗が原因

脇汗 原因

汗をかいたあと、しばらくすると臭ってくる酸っぱい臭いは、「エクリン汗腺」から出てくる汗が原因だとされています。

人間の汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。

エクリン汗腺は全身のいたるところにあって、成分のほとんどが水分なのでサラサラ。エクリン汗腺から出る汗は、水分とわずかな老廃物が混ざったものなので汗をかいた直後は無臭です。

ただ汗をかいたあとに放置していると、皮膚の表面にいる常在菌たちが皮脂や汗を分解。これによっていわゆる「汗臭い」臭いが発生するのです。

詳しくは後述しますが、ストレスや不規則な生活習慣によって、エクリン汗腺から出る汗にアンモニアや乳酸が含まれることで酸っぱい臭いが発生すると考えられます。

わきがのにおいはアポクリン汗腺から出る汗

一方、脇やデリケートな場所の周辺などにある「アポクリン汗腺」からは、粘ついた汗が出ます。汗をかき、それを皮膚の常在菌たちが分解して臭いが発生するというメカニズムはエクリン汗腺の汗と同じです。

しかし、アポクリン汗腺の汗には分解されると強い臭いを発する成分(血中の糖質や脂質など)が含まれているのです。

そのため、生まれながらにして脇にアポクリン汗腺が多い人が脇汗をかくと、ネギのような鼻にツンとくる臭いや腐敗臭に似た独特の臭い、つまりわきがのにおいが発生するとされています。

ワキガの場合、酸っぱいにおいもしますが、それ以外に独特の強い悪臭がすることが特徴です。そのため脇のにおいが酸っぱいだけなら、ワキガではありません。

脇のにおいが酸っぱい原因は乳酸かも

脇におい 酸っぱい

では、脇のにおいが酸っぱい原因が何かといえば、「乳酸」や「アンモニア」による影響があると考えられています。

汗の臭いは、汗に含まれる水分以外の成分が常在菌によって分解されることで生まれるもの。

非常に強烈な酸っぱい臭いのするアンモニアはもちろん、乳酸も酸という字が含まれている通り、酸っぱい臭いの原因になるとされているわけです。

乳酸が増える原因

それでは、ここからは乳酸が増えてしまう原因を見ていきましょう。

ストレスや緊張・不安

緊張 女性
人間の体内で起きている現象は、まだまだ未解明な部分が多いです。

ただ、一説によればストレスや緊張、不安といった精神的な負荷を受けると、血中の乳酸が増えるのではないかといわれています。

汗腺機能の低下や血行不良

汗腺機能の低下、血行不良も無視できない要因です。基本的に、乳酸は運動をすると増えます。少し時間を置けば、代謝などによって徐々に乳酸は減っていく場合が多いです。

しかし、日頃の運動不足や血行不良などによって代謝機能が落ちていると、乳酸が減らずに残り、汗と一緒に汗腺から外に出てしまうわけです。

同様に、疲れが溜まって代謝が落ちていると、肝臓の働きが弱ってアンモニアを解毒しきることができず、汗にアンモニアや尿素が混ざってしまいます。

脇のにおいが酸っぱいときの対策

食事

脇のにおいが酸っぱい場合、乳酸やアンモニアを増やさないようにすることが大切です。そこで、乳酸やアンモニアを増やさないための対策をまとめました。

食事や生活習慣を改善する

食生活の偏りや睡眠不足、過剰なストレスは体調を崩し、体を健康に保つ代謝などの機能を低下させてしまいます。

脇汗の酸っぱいにおいが気になってきたら、バランスのよい食事に十分な睡眠時間、朝早く起きて夜早く寝る健康的な生活習慣を心がけましょう。

肉類や辛い食べ物は避ける

脂質の多い肉は、血液をドロドロにする原因になるといわれています。血流が滞れば、当然代謝も落ちてしまうでしょう。

また、辛い食べ物は交感神経を刺激してしまい、脇汗を促す可能性があります。

辛い食べ物を好んで食べていると、感覚が麻痺してさらに辛いもの、もっと辛いものへと手を伸ばしてしまいがちです。

どちらの食べ物も、食べ過ぎに気をつけてほどほどに抑えましょう。

適度な運動を心がける

適度 運動

軽く息が上がる程度の運動を行い、心拍数を上げて汗をかくことはおすすめの対策です。ただ、気合を入れていきなり激しい運動をすると、かえって乳酸量が増えてしまいます。

発生した乳酸を代謝できるだけの能力を取り戻していないと逆効果ですし、激しい運動は怪我のリスクも高いです。無理せず、週に何度か気軽にできる程度の有酸素運動で、代謝や汗腺の機能を正常に戻しましょう。

毎日入浴する

汗は、放置する時間が長ければ長いほど常在菌の餌となってしまい、強い臭いを発生させる原因になります。

そのため毎日の入浴が大切になるわけですが、シャワーだけでは体の芯から温まって汗をかくことはできません。

シャワーだけではなく湯船にも浸かり、全身の汗腺を適度に刺激しましょう。

入浴によるリラックス効果はストレス対策にもなるため、一石二鳥です。

制汗剤を使う


引用元:デトランスα 公式通販サイト

脇汗を止めるグッズや、雑菌の繁殖対策をしてくれる制汗剤なども積極的に使いましょう。

ストレスなど精神面の影響による発汗の場合、「きちんと対策している」という安心感で、発汗量が下がる可能性も考えられます。

なかでもおすすめしたいアイテムが、デンマーク発の医療用制汗剤「デトランスα」です。

ロールオンタイプの制汗剤なので、配合成分の塩化アルミニウムが汗腺にしっかりフタしてくれます。汗の発生を抑え、気になる臭いを解消する作用も期待できますよ。

脇汗パッド・汗取りインナーを着用する

上述したとおり、汗や汗の成分が皮膚の上に残ったままだと、常在菌の餌となって酸っぱい匂いの原因になってしまいます。

これを防ぐために汗脇パッド・汗取りインナーを着用する方法もおすすめです。汗を吸着して菌と触れないように隔離すれば、臭いもある程度抑えられるでしょう。

酸っぱいにおいが気になる場合は脇汗対策グッズを使おう!

脇のにおいが酸っぱいからといって、すぐにワキガの可能性を心配する必要はありません。

ワキガのにおいとただ単に酸っぱいだけのおいは別物です。酸っぱいにおいに悩んでいるなら、適度な運動や健康的な生活習慣を心がけて乳酸を減らすことが大切。

ただし、生活習慣を変えて体が健康的な状態に戻るまでは多少の時間がかかります。

日本人男性の9割は、他人も感じ取れるレベルの脇のにおいを持っているという調査結果も出ているため、生活習慣の変更とは別に今すぐできるにおい対策も必要です。

制汗剤や脇汗パッド・汗取りインナーの着用で、今すぐ手軽に脇のにおい対策をしていきましょう。

[注1]男の体臭を価額する男のにおい総研:日本人のワキ臭(腋臭)は7タイプに分かれることを発見

この記事を書いた人

センターグローブ